就任祝いに胡蝶蘭を贈る際のマナー

就任祝い程、胡蝶蘭を贈るのに適した機会はないでしょう。見た目が豪華で花も長持ちし、花言葉は「幸せが飛んでくる」。

入院中のお見舞いに鉢植えを贈るのは、「(病床に)根付く」という意味になってはいけないので、贈るのは控えますが、社長、所長、校長等の就任祝いには、逆にその地位に「根を張って」長くいられるという良い意味となるので、贈るのにピッタリですね。

 

特に、社長就任祝いには、上記の理由から胡蝶蘭を贈るのは世間で定番となっています。

 

では、就任祝いに胡蝶蘭を贈る際のタイミングや相場、その他のマナーについて見ていきたいと思います。

 

◆どんな胡蝶蘭が就任祝いに向いているか

 

胡蝶蘭と一口に言っても種類は実に様々です。

まず、花の大きさだけでも、大輪、中大輪、ミディがあります。この中でミディサイズは明らかに普通の胡蝶蘭よりずっと小さいので就任祝いには向きません。

 

大輪は花の直径が10~15cm程もある大変大きなものです。

高さも80cm前後あるので、横幅は3本立ちで45cm程、5本立ちで65cm程になります。

 

中大輪は花の直径が8~10cm近くで、花の高さも大輪を一回り小さくした感じとなります。ただ、高さも70cm程あるので、見栄えは大輪と比べても遜色ない豪華さを持っています。

 

やはり就任祝いには大輪の胡蝶蘭を選ぶことをお薦めします。

 

◆胡蝶蘭の本数と花の数について

 

胡蝶蘭の本数とは、3本立ち、5本立ち、7本立ちといった本数のことです。就任祝いには3本立ちか5本立ちを贈ることが最も一般的です。

 

花の数とは、1本の茎に付いている花の数のことです。

付いている花の数が多い程高さも横幅も出るので、サイズも大きくなります。因みに、花の数は7輪~14輪と様々です。また、大輪の胡蝶蘭程花の数は少な目となりがちですから、花の数よりは全体的な見栄えで選んだ方が良いでしょう。

 

◆就任祝いに贈る胡蝶蘭の相場

 

就任祝いの中でも、特に社長就任祝いの相場は、一般的に3~10万円となっています。その企業の規模や就任した方との付き合いの深さで金額も自ずと決まりますが、社長室には他の方や企業からも沢山の胡蝶蘭が届きます。見劣りがしないよう、「3~5本立ちの大輪の胡蝶蘭」を贈るのが良いでしょう。

 

そして、色は圧倒的に「白」が人気です。

社長就任以外にも、選挙の当選祝いでもよく見られますね。

ピンクなどは意外と贈ることは少ないです。

 

その代わり、白い花の中心が濃いピンクの“赤リップ”が最近は人気が出ています

 

◆立札を忘れずに

 

胡蝶蘭を贈る時は、必ず立札を忘れずに付けてもらいましょう。

紙札と木札があり、正式には木札を用います。

 

「祝 御就任」の言葉と、贈り主の会社名や役職、氏名を記入します。

 

今はメッセージカードといったラフな物もありますが、就任祝いは正式な木札を立てるようにしましょう。

 

◆いつ贈る?

 

就任祝いの胡蝶蘭を贈るのは、まず正式な辞令が出た後です。

 

最も多いのは、就任当日に届けることですが、人事異動は皆同じような時期である為、花屋が混むこともあるので、就任直後の大安の日に送ることも多いです。

 

◆気を付けなければならないこと

 

相手の宛て名書きには充分注意しましょう。

就任祝いも色々で、代表取締役、代表取締役社長、CEO等その会社に依って役職の名前にも違いがあります。相手の役職をよく確認しましょう。

 

また、旧仮名遣いやアルファベットの大文字・小文字、ハイフンやアポストロフィに至るまで確認を怠らない様にしましょう。

 

株式会社も(株)と略さないのが正式な書き方です。

 

◆まとめ

 

就任祝いの胡蝶蘭は、このように贈り方も正式であることが大事となります。

 

重要な地位に就いた方への贈り物ですから、敬意を込めて贈ることで相手にも喜んで頂けるでしょう

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